「サザエさん」実写版を見て思った事

観月ありさ主演の、サザエさん実写版を見ました。結構良かったですね。私が生まれるよりも前の時代設定でしたが、懐かしさを感じました。タラちゃんが肝油を欲しがるシーンには大ウケしました。

磯野家が大阪万博に行ったときの放送がそのまま(アニメで)再現されましたが、絵のタッチや音楽の使い方にも時代を感じました。びっくりしたのは、カツオが大人しくて、タラちゃんがわんぱくで、サザエ・マスオ夫婦が厳しくタラちゃんを叱りつけていた事です。時代と共に、キャラも大きく変わったんですね。

最近の映画やテレビ、音楽などの業界は、新作を生み出すよりも過去の名作をリメイクする事が多いような気がします。その方が安定して収益を上げやすいのでしょうが…　コンテンツの制作能力が落ちる事に繋がるような気がします。それは日本のエンターテインメントにとって大きな損失であり、とても寂しい事です。