仙台フィルハーモニー管弦楽団 第241回定期演奏会

昨日と今日は仙フィルの第241回定期演奏会がありました。演目はベルディのレクイエム（全曲）で、私も合唱団の一員として演奏に参加しました。２日間ともチケットは完売で、満員の聴衆の前で演奏するのは気持ちの良い物だと久々に実感しました。演奏は概ね好評で、特に合唱が良かったとの声も聞かれたので嬉しいです。個人的には、ソプラノの菅英三子さんとアルトの菅有実子さんも素晴らしかったと思います。[emoji:v-342]

指揮者の山下一史先生も終演後に合唱団に向けてわざわざご挨拶に来られました。

「仙台ではオケも合唱もオペラもそれぞれバラバラに活動しているので、それらが協力して演奏会を成功する事が出来たのはとても良かった。何年後かに、また一緒に演奏しましょう。」

という有難い言葉を頂きました。合唱を指導された今井邦男先生も、

「4つの独立した合唱団がこれだけ長期間一緒に練習して大曲に挑んだ事は、宮城県の合唱界にとってもエポックな事です。」

とおっしゃいました。

私は今年の夏から合唱活動を再開したばかりで、このような貴重な機会に恵まれた事を幸運に思っています。私の地元である福島県は『合唱王国』と言われ、高校時代より色んな経験を積ませてもらいました。しかし今回の経験は、仙台だからこそ出来た事だなと実感しました。

仙台に来て良かったと思う事が一つ増えました。[emoji:v-410]