第3回声楽アンサンブルコンテスト全国大会

今日は福島市音楽堂で開催された第3回声楽アンサンブルコンテスト全国大会(本選)を聴きに行ってきました。昨日まで行われた各部門の金賞受賞団体が揃うというだけあって、素晴らしい演奏が多かったです。

第1位に輝いたのは郡山二中。合唱12人、ソロ4人、室内楽(弦五部＋オルガンだったと思う)という編成で、モーツァルトの Missa Brevis in B KV275 を演奏したのですが、本当に素晴らしかった！中学生とは思えないしっかりとした発声やアンサンブルに、うっとりとして聴いていました。弦楽の生徒も、しっかりと弾けていました。全部門の1位というだけに、目を瞑って聴いていたら、とても中学生の演奏とは思えません。指揮の小針先生は、一体どんな指導をされているんでしょうか？演奏を聴いてこんなに感動したのは、とても久しぶりでした。

また、会津混声は男声メンバーだけの出場でした。メンデルスゾーンとシューベルトの2曲はちょっとハーモニーが崩れそうで冷や冷やしましたが、タダタケの4曲は素晴らしかった。今までタダタケは死ぬほど聴いてきましたが、こんなに叙情的な表現をした演奏は聴いた事がありません。改めて、高橋先生の音楽性に惚れ直しました。

やはり、福島は合唱王国だなと実感して仙台に帰ってきました。