そもそも、グレゴリオ聖歌におけるリズムの基本を指し、アルシスは「飛躍」、テーシスは「休息」のことです。
歌詞の韻律に基づき、これらが交互に登場することにより、リズムが形成されるというわけです。
転じて、心が高揚していく様を「アルシス」、減衰というよりも、高揚した状態から文字通り休息にもどる様を「テーシス」ということが多いです。
ただし、「テーシス」は次に続く「アルシス」のためのエネルギーを蓄積する時間でもあるので、声に込められる力まで弱めてはいけません。
※とあるサイトの説明を引用させていただきました。